2024.07.29

【ニュースリリース】ブランディングプロジェクト「工場を、誇ろう。」で 「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2024」大賞を受賞
静岡県掛川市から発信する“製造業の新たなスタンダード”を全国へ

精密板金総合加工事業を行う株式会社コプレック(静岡県掛川市、代表取締役社長 小林永典、以下コプレック)は、現在取り組んでいるブランディングプロジェクト「工場を、誇ろう。」で、株式会社日経BP(東京都港区、社長CEO井口 哲也)が発行するマーケティング情報を扱うオンラインメディア「日経クロストレンド」が主催する「日経クロストレンドBtoBマーケティング大賞2024」の大賞を受賞したことをお知らせします。

大賞を受賞したコプレック代表取締役社長の小林永典(右)と、「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2024」の審査委員長を務めたシンフォニーマーケティング 代表取締役 庭山一郎氏(左)(撮影/中村宏)

日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2024 特集ページ

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01009/?i_cid=nbpnxr_breadcrumb

日経クロストレンド BtoB マーケティング大賞2024の受賞について

今回当社が大賞を受賞した「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2024」は、BtoBマーケティングならではの知見や取り組みにフォーカスし、国内の優れた企業事例を社会に共有することで、BtoBマーケティング分野の発展に貢献することを意図して日経クロストレンドにより本年新設された大賞です。「ストラテジー部門」「プロセス改革部門」「マーケティングテクノロジー部門」「コンテンツ部門」「ピープル部門(人材と組織)」の全5部門で構成され、当社は「ピープル部門(人材と組織)」でのトップ賞である部門賞を受賞していました。今回当社は、日経クロストレンドが主催する「日経クロストレンドFORUM2024」で行われた各部門賞受賞者による最終プレゼン大会に出場し、審査員票および会場票により評価を得て、大賞の受賞に至りました。

 

ブランディングプロジェクト―「工場を、誇ろう。」

大賞を受賞した当社のブランディングプロジェクトは、企業理念、またプロジェクトのスローガンとして「工場を、誇ろう。」を掲げ、進めてきた活動です。本プロジェクトは、ものづくりの現場が受け入れてきてしまった快適とは言い難い労働環境や、コストダウン重視の慣習を見直し、製造業に携わる人のプライドを高め、製造業の地位をコプレックの本社がある掛川からポジティブに変えていきたいという想いを込めています。一企業のブランディングの枠を超え、地方の小規模製造企業から日本の製造業界全体に一石を投じるプロジェクトとして捉え、製造業の新たなスタンダードを作っていくことを目指して現在も進行しています。

本プロジェクトでは、当社が従来から有していた製造業としての優れた点や、これから目指す姿を整理し、企業理念や行動指針の策定、働きやすい環境を自ら作り出すための基準制定や、名刺やユニフォームなどの多様な企業マテリアルの刷新や新設を進めてきました。その結果、従来取り組んできた従業員の働きやすさの向上等を目的に行ってきた多様な取り組みとの掛け合わせによって、従業員の主体性の向上、求職者の大幅増、製造業に留まらない共感の連鎖、仕事の質の向上などの成果が得られています。今回は長らく取り組んできた一連の活動と成果を評価いただきました。

 参照プレスリリース:https://www.coprec.co.jp/news/20240624

「工場を、誇ろう。」プロジェクトの一環で整えた工場や各種企業マテリアル等

大賞受賞にあたって審査員のコメント

「現在の日本のBtoBマーケティングでは、営業にどう直結するかというセールスマーケティングの話ばかりが出てきます。しかし本来BtoBのマーケティングとは、技術に関するマーケティング、プロダクトに関するマーケティングなど様々存在します。マーケティングの対象はお客さまだけではありません。自社の従業員も対象です。それが、『インターナルマーケティング』という考え方になります。コプレックのブランディングプロジェクトはまさにインターナルマーケティングであり、その実績が評価され、大賞受賞に至りました」。

 

本賞の受賞に至った最終プレゼン大会での当社の問いかけに、審査員の皆さま、ご参加の皆さまから賛同いただいたことで背中を押していただいたと確信し、工場という場所が関わる人々にとって今よりもさらに誇りを持って働ける存在になるように、そしてそのプライドによって、日本のものづくりがこれからの時代で持てる力を最大限発揮できるように、今後もこの「工場を、誇ろう。」を製造業全体のプロジェクトとして捉え、心新たに取り組んでまいります。